これだけは押さえよう！掃除のキホン「健康を守る掃除術」

　小学校の頃、「窓を開け､机とイスを教室の片側に寄せて､ほうきで掃いて､濡れぞうきんで床を拭く」という掃除をしたと思います。しかしこれは､健康を守る掃除という意味では間違いかもしれません。

　机を動かしたり､ほうきで掃いたりすると｡床のホコリを舞い上げてしまいます。舞い上がったホコリは再び床や棚の上などに落ちて積もり､そこを濡れぞうきんで拭くと､ホコリを床に塗り広げることになります。先述のように､病原体はホコリに混ざる場合が多いですから､これでは正しい掃除とはいえませんね。幼い頃からの間違った常識のまま掃除をしている人が実に多いんです。

　せっかくの掃除が､かえって感染リスクを高めてしまうなんて怖いですね。では､正しい掃除のポイントとは､どんなものなのでしょうか。
　拭き掃除は一方向の乾拭きが基本。乾拭きでまずホコリなどを取り除かないと､消毒はあまり意味を持ちません。また､ホコリは人が動いたり､窓やドアを開けたりするたびに発生する気流に乗って移動し､最終的には部屋の隅や家具周辺に集まります。多くのホコリを効率よく回収するには､ホコリがたまりやすい場所を重点的に掃除することもポイントです。

　思い込みの掃除方法を見直してみることで､安心安全に生活を送ることに繋がりそうですね。ぜひ普段の掃除に取り入れてみてください!

テーブルや床を水拭きをしている人も多いかもしれません。確かにさっぱりした気持ちになりますか………。

濡らしたぞうきんで往復拭きする人も多いですが､これは病原体を塗り広げ､さらに布の端についた病原体を折り返し地点に残すことになるのでＮＧ！　Ｓ字を描くように､同じ部分を先頭に向けながらー方向に乾拭きするのが正解です。

ウイルスの感染経路の一つが飛沫感染。ウイルスを含む咳などのしぶきを吸い込むことで感染します。

家の中で特に注意すべきは食卓。食事や会話の際､飛沫で汚染されやすい上に手で触れる機会も多いためです。食卓上のティッシュ箱の周辺も注意。口や鼻を拭った際にウイルスが手につきやすく、その手で周囲を触るためです。

いかがでしたでしょうか？意外なものもあったのではないでしょうか。

時価は、エリア別の掃除別についてご紹介したいと思います。(^_^)/~

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