更年期障害に有酸素運動が重要
2022/04/17
運動の種目と強度
運動の種目は楽しく無理なく継続できるものが望ましいので、若い頃から親しんでいるものがあれば、それを続けるのもよいでしょう。
具体的なプログラムとしては主運動としての有酸素運動に加えてストレッチングとウエイトトレーニングを行うのが理想的です。
有酸素運動は、酸素を十分に取り入れつつ全身の筋肉をリズミカルに収縮できるものでウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳、ダンスなどがこれにあたります。
これにより体力の維持増進、酸素利用率の増加、脂肪代謝の促進などの生活習慣病の予防効果もあります。
運動の頻度と時間
運動の頻度は1週間に3~4回が望ましいですが、日頃運動していない人はあまり無理をせず、各自の体調に合わせて行い、徐々に回数を上げていけば大丈夫です。
大切なのは続けることです。
運動時間は運動の強度によっても異なりますが、できれば1日あたり30~60分程度行い、1週間の合計が140~160分になるように目標を立てるとよいでしょう。
運動実施時の注意としては、運動する時間帯は食事をしてから2時間後くらいがよく、早朝空腹時、食後すぐ、入浴後、飲酒後などは行わないようにしましょう。