食べることと点滴で栄養をとることはどう違うのか?
2023/03/31
せんげん台の整体ぽんて鍼灸整骨院
食べることと点滴で栄養をとることはどう違うのか?
栄養成分をとる方法には、
①口から食品をとる経口栄養法
② 栄養チューブを使って直接胃や腸に栄養剤を入れる経管栄養法
③太い静脈に点滴を使って栄養液を入れる中心静脈栄養法
この3つがあります。
実際には3つの方法でとれる栄養成分は違いますが、もし同じ栄養成分がとれたとしても、体や心の健康に与える影響は大きく異なります。
体の機能は使われなければ徐々に衰えます。
消化管を通さない点滴による栄養法では、消化管の機能が衰え、それが体の抵抗力の低下につながります。
腸管は重要な免疫器官であり、近年、腸内環境を整えると免疫力が高まることが明らかになっています。
腸管を使わない状態が続けば、腸の粘膜が次第に萎縮して薄くなり、腸内環境が悪化します。
その結果、免疫力が低下し、さまざまな病気にかかりやすくなります。
栄養チューブを使う栄養法は腸管を使うため、点滴による栄養法にくらべて免疫力の低下は抑えられます。
けれども、口を使わないため、脳の機能や唾液の働きが低下します。食べる時には、目で食べものをとらえ、匂いをかぎ、口の中で味わうなど五感(味覚、嗅覚、視覚、聴覚、触覚)が総動員されるので、それが刺激となって脳の働きが活発になります。
口から食べなければ、脳の機能低下に加え、口腔周囲の筋肉も衰えます。
筋肉の衰えるスピードは速く、1週間使わないだけで15~20%も筋力は低下し、 飲み込む力が失われるといわれています。
また、かむことで分泌量が増える唾液は、消化にかかわる以外にも、唾液中のミネラルが歯の石灰化を促して歯を強くしたり、虫歯を予防したり、口中の雑菌の繁殖を抑えたりしますし、唾液中の免疫抗体が体の抵抗力を高めたりします。
唾液が分泌されずに雑菌が繁殖すれば、肺炎などの病気の原因にもなりかねません。
食べることは、心理的にも社会的にも大きな意味を持ちます。
家族や友人と食卓を囲めば楽しい会話が生まれ、連帯感なども育ち、笑う機会が増えれば免疫の活性化にもつながります。
最近では、食べることの意義が大きく見直されており、点滴による栄養法は可能な限り行わない方向に向かっています。
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