脊髄から枝分かれした神経が圧迫されて現れます。主な症状は、腕や⼿の痛み、しびれ、だるさ、後頸部の痛みなどがみられます。また、咳やくしゃみ、いきんだ時、または⾸や肩を⼀定⽅向へ動かした時(多くは⾸をそらした時)に症状が強くなります。

脳に栄養を送る椎⾻動脈の⾎流が悪くなってしまうことによって現れます。主な症状は、頭痛、⽬のかすみ、眼精疲労、めまい、⽿鳴り、吐き気など。喉の違和感、声のかすれ、胸部の圧迫感が出ることもあります。

クモ膜が破け、脳脊髄液が減少して起こる症状。特徴として天候と気圧変化によって症状が変化することが挙げられます。また全⾝への症状がでます。安静にしていると⾃然治癒することが多いものですが、症状が⾟く、中には特異的なOPEを必要とする場合もあります。

当院で治療させていただきました患者様の中でも、これらのタイプが複合的に出ているケースが多く、その⼤半はレントゲンやMRI等の検査では判明できないようです。
交通事故患者さんを診させていただいてきた経験から、中には、病院への紹介など必要なケースもありました。この判断は、経験があるから出来る事でもあります。