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交通事故「ながら運転」の傾向と対策 せんげん台のぽんて鍼灸整骨院

交通事故「ながら運転」の傾向と対策 せんげん台のぽんて鍼灸整骨院

2020/04/28

交通事故が増えている!危険なのに、何故なくならない?

「ながら運転」の傾向と対策

ながら運転はなぜ減らないのか。事故データを基に、力-ナピや携帯電話などによる「ながら運転」について.傾向と対策を考えてみました。

※携帯電話等を使った「ながら運転」は、2019年12月から罰則強化されています。

携帯電話等使用に関する道路交通法の条文

「第七十一条 五の五」
自動車又は原動機付自転車(以下この号において「自動車等」という。)を運転する場合においては、当該自動車等が停止しているときを除き。携帯電話用装置、自動車電話用装置その他の無線通話装置(中略)を通話(中略)のために使用し、又は当該自動車等に取り付けられ若しくは持ち込まれた画像表示用装置(中略)に表示された画像を注視しないこと。

 

改正道交法が12月1日に施行され、携帯電話の使用等に関わる罰則などは上表のとおりとなる。携帯電話の使用やカーナビ画面の注視などにより交通の危険を生じさせた場合は違反点数6点で、即、免許停止処分となるなど、厳罰化される。

携帯電話の使用等(保持)

携帯電話の使用等により交通の危険を生じさせた場合

交通事故を減らそう

データで見る「ながら運転」の傾向

傾向①全事故件数が減り続ける中、 携帯電話等使用が原因の事故は増加

原付以上の交通事故件数は減少傾向が続いているのに対し、ながら運転の事故は、18年はわずかに減少したものの増加傾向にある。

傾向②内訳は、カーナビ等の注視、 携帯の画像目的、通話目的の順

カーナビ等の注視による事故が、携帯の画像や通話目的による事故より多い。「運転中、スマホは使わないから安全」と考えるのは早計だ。

 悲惨な交通事故が相次ぐ昨今だが、事故件数全体は減少傾向にある。警察庁によると、2018年の交通事故件数は合計43万601件で、17年より4万1564件減少。死者数は3532人で、162人の減少となり、警察庁が保有する1948年以降の統計で最少となった。
 そんな中で問題になっているのが、携帯電話やスマートフォンを手に運転したり、カーナビを注視したりすることによる事故、いわゆる「ながら運転犬だ。傾向1の図は、過去6年間の、原付バイク以上の令事故件数と携帯電話使用等に起因する交通事故件数を比較したもの。全事故件数がその問に約3割減少したのに対し、携帯電話やガーナビ等を使用したことによる事故は約1・4倍になった。

カーナビ

傾向③事故類型では、追突の割合が高い

追突は、交通事故全体の類型割合でも約36%で|位だが、カーナビやテレビの注視・操作等の事故になると約72%と、2倍の割合に。その周の脇見が原因と考えられる。

傾向④事故を起こす人は20歳代がピーク

カーナビやテレビの注視・操作による事故は、20歳代がピークではあるが、30歳代、40歳代の事故も決して少なくない。

初心者は、カーナビを一度に長く見た

高速走行中、カーナビを確認する動作を高齢者とベテランドライバー、初心者で比較。ベテランなどは数回に分けて短く確認するのに対し、初心者は一度に長く見る結果となった。

カーナビ使用時に気を付けるべきこと

  1. カーナビの指示はなるべく音声で

  2. 着信メールを読むのは散漫運転につながるのでやめる

  3. ハンズフリーでも通話に気を取られることがあるので避ける

  4. 携帯電話はドライブモードなどに。使うときは必ず車を止めてから

ながら運転はなぜ危険なのか。

 交通心理学が専門で、脇見運転にくわしい大阪大学名誉教授の長山泰久氏は、運転中に前方を見る行為と、スマートフォンを含む携帯電話やカーナビを見る行為は両立できない、と語る。
 「心理学では、見る行為を「視覚的タスク」、聞く行為を「聴営的タスク」と呼びますが、同時に複数の視覚的タスクを行うことはできないということがわかっています。たとえば、運転のために前方を見ながら、カーナビで進行方向を確かめることはできない。つまり、カーナビを見ている間はずっと、脇見運転をしているということになるのです」

 カーナビやスマホなどの両像を見るより、通話のほうが事故件叙は少ないが(傾向2の図参照)、視覚的タスクと聴覚的タスクの両立も安心はできない、と長山氏は警鐘を鳴らす。
 「話の内容に意識が集中すると、運転から心が離れて事故を起こすことがあり得ます。かつて、カーラジオで野球の中継放送を聞いていて、応援しているチームの選手がホームランを打ったことを喜ぶあまり、運転から意識が離れてしまい、事故になったケースがあったそうです」

携帯電話・スマートフォン

傾向⑤画像目的による事故は、追突が圧倒的

非使用と通話目的では大きな差は見られないが、画像目的では追突が増える。長山氏が言う「視覚的タスクの両立はできない」ことによる事故と考えられる。

傾向⑥30歳代以下の事故率が高い

携帯電話やスマホ使用時の事故は20歳代が最も多く、40歳代以上の割合はぐっと減る。これは、若い世代ほどスマホ所有率が高いためと考えられる。

傾向⑧ながら運転は、死亡事故に つながりやすい

カーナビや携帯電話等使用に起因する死亡事故率は、非使用の約2.1倍。車は時速20㎞でも2秒間に日.lmも進む。カーナビの画面を確認する際も、長く見続けないようにし、運転中のネットやメール、ゲーム、テレビなども、言うまでもなくご法度だ。

傾向3と5の図を見ると、事故類型は追突が突出して多く、傾向7を見ると、直線道路での事故が多いこともわかる。
 「危険だと感じた状況で、ながら運転をする愚かな人は圭ずいない。直線で安全だと思う気の緩みが、ながら運転の原因となり、ドライバーの脇見につながります。数秒の脇見の間に、前方の状況が急変しないとは限らない。その発見が遅れるがゆえに追突が多いのです」(長山氏) 蔡万から目を離したわずか1秒、2秒の間にも、車は前に進んでいく。傾向8のように、ながら運転は死亡事故につながりやすい。その危険をドライバーが深く認識することが、防止の第一歩だ。

なぜ人は、ネットに依存じてしまうのか?

社会心理学が専門でネット依存にくわしい東京大学大学院情報学環教授・橋元良明氏によると「ネット依存には、オンライングーム依存ときずな依存(SNS依存)、動画などを見るコンテンツ接触依存などがあります。ゲーム上の活躍による周囲からの称賛や、つながることの安堵といった『正の報酬』が脳への快感となりますが、SNSのグループから隔絶される不安といった『負の報酬』でも、依存は形成されます。一様な対処法はありませんが、日常の不満などの「背景の要因」を探るとともに、どれだけの時間をネットに費やしたか確認し、その時間でほかに実現できたことを考えるといったことが、防止や脱却のヒントになるのではないかと思います」

もしも交通事故を起こしてしまった時には、まずは相手と自分の安全確保にお努めください。

交通事故治療は早期に適切な治療をすることで後遺症が残りづらいものとなります。

もしもの時は、ぽんて鍼灸整骨院にご相談ください。

 

交通事故治療について詳しくは当HPのこちらのページもご参照ください。

https://ponte-nene.jp/traffic-accident/

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