梅雨時期のカビアレルギーに要注意!
2020/06/15
せんげん台のぽんて鍼灸整骨院
梅雨時期のジメジメ!カビアレルギーに注意してください!
こんにちは!今年もあっという間に上半期の最後、梅雨シーズンの6月ですね。雨ニモマケズ、気持ちだけは晴れやかに元気にはつらつと過ごしましよう♪今回は、この時期に気を付けたい「カビアレルギー」と対策についてお伝えします。
アレルギーといえば、食品やダニ、花粉などが有名ですが.「カビアレルギー」というものも存在します。カビアレルギーは花粉アレルギー等とは違い、外では症状は出ないのに家の中だと症状が出るというところがポイントです。特にジメジメした梅雨のシーズンや高温多湿の夏場はカビの成長が盛んになり.住まいのいたるところでカビが発生しやすくなるため、注意と対策が必要です.
せんげん台のぽんて鍼灸整骨院でもカビ対策中
おかしいなと思ったらすぐに専門医ヘー カビアレルギーの主な症状
アレルギー性鼻炎
鼻の粘膜が過敏な人が発症しやすいのがアレルギー性鼻炎です。鼻の粘膜にカビが付着することで過剰反応してアレルギー反応を起こします。くしゃみ、鼻水、鼻づまりが典型的な症状で、アレルギー発症時はくしゃみが連続して出てきて鼻水が出てくるのが特徴です。
アレルギー性皮膚炎
鼻や口からカビ胞子を吸い込むだけではなく、大量のカビの集合体に直接触れてしまいアレルギー性皮膚炎を起こすことがあります。かゆみを伴った赤い腫れやぶつぶつが現れますが、かきむしってしまうと、浮遊しているカビ胞子が付着して悪化する可能性があります。
アレルギー性結膜炎
目の粘膜にカビ胞子が入ることで発症します。目は鼻や気管に関連するため他の症状と合併して起こることが多いです。白目の部分が充血してかゆくなったり。異物感があって涙が出たりする等の症状が現れます。
アレルギー性ぜん息
胞子の小さいカビが気道に入ることで過剰反応して喘息(ぜんそく)が起こります。喘息になると、呼吸困難や発作が起こりゼーゼーやヒューヒューといった呼吸音になります。特に乳幼児に多く、特にカピが原因の場合は重症化しやすいとされているので注意が必要です。
せんげん台のぽんて鍼灸整骨院でも気を付けています。
カビの発生条件は?3大要因の「湿度」「温度」「栄養」
カビの胞子は空気中を浮遊していて、この胞子が壁などをはじめ、あらゆるものに付着し、数時間で発芽が始まります。そこからあちこちに枝を出して菌糸を作り拡大していきます。カビは以下の3つの条件が揃うと発生、増殖するため、このどれか1つでも断つことが重要になります。
- 湿度 … 70%以上
- 温度 … 20~30℃
- 栄養 … ほこり、木材、食べ物、人の垢 など
さよならカビ!
湿気を出したらすぐに換気!栄養源を断つこまめな掃除!
『浴室』は換気乾燥と掃除を徹底!
家の中で、最もカビが気になるのが浴室ですよね。浴室の湿度が高いままだと、やがて家全体の湿度にも影響してしまいます。
シャワーは大量の湿気を発生させる
浴室でシャワーを使うと、浴槽につかるより湿度が一気に上がります。また、体に当たった水が壁に飛び散り、水滴として壁に残り、これも湿気の原因になります。使用後は、換気扇を回したり窓を開放したり、浴室乾燥機を使用して素早く湿気を逃がすことが重要になります。
浴室はカビが大好きなものがいっぱい
人の垢や石けんカスなどもカビの栄養源です。定期的な掃除はもちろん、浴室から出る前に、お湯のシャワーを最大にして勢よく壁や床にかけ、その後冷水シャワーで温度を下げましょう。仕上げに水滴を拭き取るとさらに効果的です。
フローリングや畳(たたみ)
フロ-リングや畳は、カビの餌となるホコリが溜まりやすい箇所です。硬く絞った濡れ雑巾でカビもろとも拭き取ってから、水分を残さないよう乾拭きで仕上げて下さい。畳にカビが生えてしまった場合は。消毒用アルコールや水で薄めた酢で拭き取るのも効果的です。拭き掃除後は、扇風機を当てるなどしてしっかり乾かしましょう。
押入れやクローゼット
梅雨の湿気を布団や衣服が吸い、さらに繊維や皮脂などを栄養にカビが繁殖する箇所です。対策としては除湿剤を用いたり、定期的に戸や扉を開け、風通しを良くしましょう。物を詰め込み過ぎないこともポイントです。
注意① 雨の日に換気扇を回すのは逆効果
一般家庭の換気扇は排気ファンによる換気が多いですが、換気は同時に外気からの吸気も行われます。そのため雨の日に換気扇を回すのは、かえって湿度を上げてしまう原因になります。
注意② 室内での洗濯物干しは避けよう
梅雨時は、洗濯物を「部屋干し」をせざるを得ない場合もありますが、これは部屋内の湿度をカビの好む条件に引き上げる要因となります。洗濯乾燥機や浴室乾燥 機などを利用することをおすすめします。
注意③ 掃除機は胞子をまき散らす
カビの生えた部分に掃除機をかけると、胞子をまき散らして他の多くの部分にカビを発生させることになります。長く使っていない畳の部屋などは、漂白剤を含ませた雑巾掛けから始めると良いでしょう。 また、フィルター交換式の掃除機は、フィルターをしばらく交換していない場合、掃除機内でカビが繁殖してる可能性があります。そのまま掃除機を掛けると同時にカビの胞子をまき散らすことになるので、フィルターはこまめに交換することを心がけて下さい。
注意④ 突然のエアコン使用は禁物
カビ対策として、エアコンの除湿機能力侑効ですが、エア⊃ン内部には水滴が溜まっており、フィルターの埃などによりカビが増殖しやすい場所となっています。そのため、何もせずシーズン初めて使用すると、大量のカビ胞子を部屋中にまき散らすことになります。シーズン使用前はエアコン内部を洗浄し、フィルター清掃もこまめに行いましょう。内部の洗浄ができない場合は窓を開けて送風でしばらく運転させ、内部のカビを放出するようにしましょう。