昔の野菜は現代の野菜よりも栄養価が高かったのでしょうか?

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昔の野菜は現代の野菜よりも栄養価が高かったのでしょうか?

2024/01/05

せんげん台の整体ぽんて鍼灸整骨院

昔の野菜は現代の野菜よりも栄養価が高かったのでしょうか?

昔と現代の野菜に含まれる栄養素の量をくらべるために、五訂増補食品成分表(2005年)とその三訂補版(1978)、四訂版(1982)に示されている成分値をくらべてみると…

ホウレン草のビタミンC量は、1978年には100gあたり100mでしたが、1982年には56に、2005年には35mと約3分の1に激減しています。

同じようにピーマンやキャベツのビタミンC量も減少しています。

 

1978年と1982年のビタミンB量をくらべると、ホウレン草では大きく違いませんが、ピーマンやキャベツでは2分の1以下に減少しています。

一部を除き他の野菜の栄養素も、この30年間にビタミン類をはじめ、多くの栄養素の量が減っています。

食品成分表の成分値をくらべる限り、確かに昔の野菜は現代の野菜よりも栄養があったようにみえます。

けれども、この成分値だけをくらべていると事実を見誤ります。

実際には、食品成分表で分析の対象にされた野菜の状況が現代昔で大きく違うため、このような結果になったのです。

 

 

昔、野菜は旬にしか収穫できませんでした。けれども、1980年頃から徐々に栽培技術が向上し、また輸送手段も発達したことで、現在ではほとんどの野菜が全国で通年出回るようになりました。

つまり、三訂補版(1978)の成分値は基本的に旬に収穫された野菜の成分値であり、四訂版(1982)では旬以外の時期に収穫された野菜を含む成分値、さらに五訂増補版(2005)では年間を通して全国で普通に手に入る野菜の平均的な成分値を示しているのです。

 

現に、現在の旬の野菜の成分量と三訂補版(1978)の数値をくらべると、それほど大きな違いはなく、一部の栄養素で現在の方が昔にくらべて若干少ないものがあるぐらいです。

現在の野菜の成分値が若干少ない理由は、生育の早い品種や消費者の嗜好に適した品種などが栽培されていることや、流通の発達などにより遠隔地まで運ばれる間に成分の一部が失われているためだと思われます。

栄養価の高い野菜を食べようと思えば、旬に地元でとれた新鮮なものを食べるのが理想的なのです。
 

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