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2020/03/14

腰痛について

腰痛の分類と椎間板ヘルニア

こんにちは。ぽんて鍼灸整骨院の髙橋です。

季刊誌「彩のけんこう」が発刊されましたので、ここで紹介していきたいと思います。

今回は腰痛について書かれています。

腰痛には沢山の種類があり、原因も腰痛の種類によって違います。もちろん治療方法も違います。ぎっくり腰とは、急性の腰痛のことをまとめて呼びます。したがって、ぎっくり腰にも腰痛と同じように痛みの原因によって種類があり、治療法が異なります。

ここで、一部の腰痛について紹介されていますのでご紹介していきたいと思います。

腰痛の分類

①急性腰痛 痛みが突然起こる
 ぎっくり腰、椎間板ヘルニア、事故の外傷や打撲、高齢者の骨粗鱈症など

②慢性腰痛 徐々に痛みが出現する
 不自然な姿勢や筋肉疲労、肥満などが関与する。時に、内臓の病気の関連痛や老化による脊椎の変形(高齢者)など

③その他 心因性の不定愁訴など
 

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニア


 急性腰痛を引き起こす最も多い病気です。椎間板に関しては前回も説明しましたが、背骨の椎体と椎体との間にある軟骨で、ゼラチン状の髄核を線維輪という硬い皮が包み丁度タイヤを寝かした様な形をしています。この椎間板は人間のとる種々の行動や姿勢で常にストレスを受けていて、やがて水分を失って弾力性を低下させて行きます。そこに何らかの原因で大きな力が一挙に加わると、饅頭をつぶすとあんこか出る様に、中心にある髄核が線維輪の裂け目を通って後方の後縦靭帯の横から脊柱管の中に飛び出します。そしてこの線維輪の隙間からはみ出した髄核が、周囲の神経を圧迫して激しい痛みを引き起こす訳です。最も髄核が飛び出すのはそれだけ弾力性が残っている証拠で、40代を過ぎると髄核にはヘルニアになるような元気もなくなります。その代わり背骨自体が変形して深刻な腰痛を招きます。


 椎間板ヘルニアはいわゆる根性坐骨神経痛の主たる原因疾患でありますが、年齢、性別、誘因、疼痛部位等に幾多の特徴があり、診断に際して手掛かりとなる場合が多いです。その中で誘因について考えてみますと、椎間板ヘルニアの発生は椎間板の加齢的変化を基盤として、そこに何らかの誘因が加わり髄核脱出を起こすものです。疼痛出現の誘因として大きなウエートを占めるのは重量物の挙上です。特に、前屈みで物を持ち上げようとした時に発生しています。次いで外傷後に起こるものがあります。ここで注意しなければならない事は、何ら誘因が考えられない、あるいは不明な場合が約半数に認められる事です。しかし、その場合でも良く聞いてみると、スポーツをしていたり、長時間不自然な姿勢を続けていたり、外傷の既往があったりする場合が多く見受けられます。最近は一般の医学的知識が向上した為に、椎間板ヘルニアというのがポピュラーな病名になり、何でもない腰痛でも椎間板ヘルニアではないかと心配する人が多<なってきています。確かに椎間板ヘルニアのあるものは、物を持ち上げようとした時、あるいは前屈みになった時に急に起こる場合があります。

 しかしこの様な腰痛の引き金となる動作はぎっくり腰(腰部捻挫)の場合もあるので。これをすぐに椎間板ヘルニアと結びつけるのは危険です。
一般に典型的な椎間板ヘルニアの場合には、先程も説明しました様に腰痛だけでなく坐骨神鰹痛の症状を伴います。
 この椎問板ヘルニアが神経根を刺激したり圧迫したりすると。腰部の激しい痛みや坐骨神経痛が生じて、腰が前に曲がらなくなったり、下肢を伸ばして上方に上げると激痛が走るようになります。時には痛みのために。背中や腰が横に曲がったりします。進行すると足がしびれたり、足首や足指の筋力が弱くなることがあります。急激な痛みが楽になっても、慢性の腰痛として残ることがあり、たびたび再発もします。

 痛みの特徴は、一般に最初は腰痛ではじまり、1~2週間後からどちらか片方の下肢のしびれや痛みがでるというバターンです。咳・くしゃみ或いは排便時のきばりで、腰や下肢に痛みが響くこともあります。朝起きた時よりも活動時間が長くなるほど痛みは強くなり、横になり安静にすると楽になります。
 時には下肢の麻禽や膀胱直腸障害を伴うことかあります。この膀胱直腸障害は最悪の症状で馬尾神経症候群といいます。この場合は緊急手術が必要です。椎間板ヘルニアは20歳代から40歳代の、青・壮年期の男任に多くみられます。しかし。晟近は10歳代や50歳代の女性にも増えてきました。10歳代の増加の原因は、肉体が成人並の体格になってきた事や様々なスポーツ活動が盛んになった事などか挙げられます。

 椎問板ヘルニアの診断は難しくありません。検査法には、脊髄腔造影法、椎間板造影法、CT、MRIなど神経根造影法等があります。


 また治療法ですが、最初の発作や急性期のものは保存療法が十分期待できますが、先ず安静が第一で硬膜外ブロックや消炎鎮痛剤を始め、骨盤牽引・温熱療法等を施しコルセットの装着を行います。しかし再発を繰り返したり、慢性になり下肢の麻痺症状などがひどい場合等には、手術的治康が必要となります。

腰痛の治療はお任せください!

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以上のように、椎間板ヘルニアについて書かれていました。

椎間板ヘルニアと坐骨神経痛でお困りの方は、非常に多くいらっしゃいます。腰痛の一つである椎間板ヘルニアにも種類があります。その種類によって治療法が異なります。「腰痛」あるいは「椎間板ヘルニア」とだけ診断されて、なかなか良くならない方、是非一度、ご相談ください。

ご連絡をお待ちしています。

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令和元年11月3日に「第2回健康フェスタ」を埼玉県柔道整復師会会館にて開催されました。当日は好天にも恵まれ地域住民の方々を中心に多くの皆様にご参加いただきました。
 「輪投げ」「スーパーポールすくい」「ストラックアウト」など子供たちに楽しんでいただき、また会館3Fフロアでは「体組成計」や「超音波観察」での健康度をチェック、また模擬接骨院では最新の治療器(施術機器)を使用して施術体験や健康(骨・筋一関節などの痛み)相談、「介護相談」「介護予防運動体験|の各ブースに参加していただきました。

 私たち「柔道整復師」は「骨を折った、肩や肘が抜けた、足首を捻った、肉離れした」など「骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷」に対して整復(骨や関節を正常な状態に戻す)をする職業です。

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