基礎代謝量の話し〜40代の成功させるダイエット〜

ダイエットを40代が行ってもなかなか痩せない一番の理由は、「基礎代謝量の低下」です。

ダイエットの基本は「摂取カロリー＜消費カロリー」
いつもと同じ食事量でも、運動や重労働が続き消費するカロリーが増えた場合、徐々に体重が減っていきます。ただし、20代の頃と比べると、40代は基礎代謝量が低下しているため、体重が減少するペースが遅くなります。ダイエットを40代が行う場合は、基礎代謝量を増やすことを意識しましょう！

基礎代謝とは、生命を維持するために最低限必要なエネルギーのこと。体温を調節したり、心臓などの臓器を動かすなど、体内で無意識のうちに行われている生命活動全般を指します。
40代の平均的な基礎代謝量は、男性は1,530kcal/日、女性は1,150kcal/日です。
ちなみに、50代になると基礎代謝量は低下し、男性は1,400kcal/日、女性は1,100kcal/日になります・・・

個人差はありますが、およそ30歳を過ぎた頃から、加齢とともに基礎代謝量は低下していきます。これは避けされない現実です（笑）

基礎代謝量を増やすために大切なのは、筋肉量を増やすことです。
筋肉量が増える事で、基礎代謝量が増え、食事で摂取したエネルギーを消費しやすくなります。
筋肉量を増やすには、筋トレすることです。
下半身を中心に、太ももやふくらはぎといった面積の大きい筋肉を鍛えることが筋肉量増大に効果的です。下半身の筋肉を鍛えるためには、スクワットが有効！！
 

正しいスクワットの方法をご紹介いたします。
* 直立した状態から、両足を肩幅の位置まで開く
* 両方の足先を少し外側に向け、逆ハの字をつくる
* 両手は頭につける
* 背中を曲げずに垂直にゆっくりと腰を落とす（体重はかかとにかける）
* 太ももと床が平行になる位置まで腰を落とし、元の高さに戻す
* ④と⑤を10回くりかえす
* ⑥が1セット終わるごとに30秒休憩し、合計3セット行う
この方法でスクワットを毎日行うことで、徐々に太ももの筋肉が鍛えられていきます。
 

ダイエットにおいて運動と並んで欠かせない要素が、『食事』運動量を増やしても、それにつられるように食事量も増やしてしまったらダイエットは成立しません。
あくまで摂取カロリーを減らした上で運動量を増やし、脂肪を燃焼させて体重を落としていくことがダイエットの基本です。
具体的に、40代が意識すべき食事の内容については以下の通りです。

* 40代の食事は「量より質」
* 朝食は必ず食べること
* 夕食は糖質を控えめにし、寝る2時間前までに済ませる

ダイエットを40代が実践していく上で、夕食の内容とタイミングには特に気を付けること。なぜなら、夕食後は就寝し消費エネルギーが低下するためです。
夕食は糖質を昼食よりも控えめにしましょう。糖質の多い白米やパンなどを夜に食べて就寝すると、エネルギーとして消化しきれなかった糖質は体内で脂肪として蓄えられてしまいます。
この食べ方をしている方が多いですね。
また、夕食をとるタイミングも就寝する2時間前までにしましょう。
食べたものを胃が消化するまでにはおよそ2時間かかると言われています。
寝る直前に夕食をとると、消化しきれなかった栄養が体内に蓄えられ、太る原因となります。
特に仕事に追われて帰る時間帯が遅くなりがちな40代は、寝る2時間前に夕食をとれないこともあるかと思います。そういったときは、しっかりした夕食はとらず、豆腐やスープなどの低カロリーな食品で済ませましょう。強い空腹を感じなければ寝ることはできますし、翌朝起きてから朝食をしっかり食べる方がダイエットにとっては有効です。
 

他に環境づくりとして具体的に、以下の点について意識しましょう。
* 睡眠時間を確保すること
* 就寝前にストレッチすること
* 起床後は白湯を飲むこと
* ストレスをためない生活を送ること