食欲って何ですか? どうしてお腹が空くのでしょう?

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食欲って何ですか? どうしてお腹が空くのでしょう?

2023/01/16

せんげん台の整体ぽんて鍼灸整骨院

食欲って何ですか? どうしてお腹が空くのでしょう?

食欲とは、食べ物を食べたいという欲求のことです。

食欲は大きく2つに分けられます。ひとつは生命活動を維持するための本能的な食欲で、生まれた時にすでに備わっています。

生まれたばかりの赤ちゃんが空腹を感じた時にだけミルクを飲むのは、まさに生命を維持するための食欲です。もうひとつは後天的な学習によって生まれる食欲で、成長する過程で形づくられます。

本能的な食欲 は、脳の視床下部にある 摂食 中枢と満腹中枢のバランスによってコントロールされています。

食後に血液中のブドウ糖の量が増えて血糖値が上昇したり、食品を十分にとることで胃壁がのびたりすると、満腹中枢が刺激されて満腹感をおぼえます。一方、食後、血液中のブドウ糖がエネルギーとして消費されて血糖値が下がってくると、ブドウ糖の代わりに体脂肪が分解されてエネルギーがつくり出されるようになります。

その際に脂肪の分解物である遊離脂肪酸が生じます。この血中の遊離脂肪酸の増加や、胃が空になった時に起こる胃の強い収縮(飢餓収縮)によって摂食中枢が刺激されると空腹感をおぼえます。 お腹が空いた時に鳴る〝グ~"という音は、飢餓収縮の際に胃の上方にたまっていた空気が圧迫されることで生じます。

気温も食欲に大きく影響します。

”食欲の秋〟といわれるように秋になると食欲が増すのは、気温が下がり、それに伴って下がった血液の温度によって摂食中枢が刺激されるためです。

逆に、夏には気温が高くなって血液の温度が上昇するため、食欲が減退します。

こうしたことに加え、近年、脂肪をため込んでいる脂肪細胞が食欲を抑えるホルモン(レプチン)を分泌していることがわかってきています。

食事で栄養素が補給されると脂肪細胞からレプチンが分泌され、それが満腹中枢を刺激すると食欲が抑えられ、その一方で交感神経が刺激されてエネルギー消費が増大するなど、レプチンは食欲と体重を調整する働きをしていると考えられています。けれども肥満になる一つひとつの脂肪細胞が大きくなり、その分レプチンの分泌量も増えますが、レプチンの利きが悪くなるので食欲を抑えることができなくなり、さらに肥満が進んでしまうとみられています。一方、食欲を増進させるホルモン(グレリン)は、胃から分泌されています。

グレリンは基本的にいつも分泌されていますが、脂肪細胞からレプチンが分泌されてくると、レプチンの作用の方が強いので、食欲が抑えられるのです。レプチンが減ってくるとまたグレリンの作用が前面に現れ、食欲が増進します。このほかにも、食欲にかかわるホルモンはいくつもありますが、正常なヒトであれば食欲がうまくコントロールされています。

後天的な学習によって形づくられる食欲は、食経験や嗜好、情緒など、さまざまな要因が複雑にからみ合うことで生まれます。たとえば〝やけ食い" は、感情によって左右される食欲ともいえます。ヒトは食品を口にすると脳をリラックス状態に導くホルモンが分泌されます。何かの原因でストレスを受けると、たとえ満腹であってもリラックス状態を求めて食べたいという欲求が起こり、これが〝やけ食い"につながるといわれています。「甘いものは別腹」といわれる食欲には、食経験や嗜好に加えホルモンの作用などが影響しているようです。

本能にもとづく食欲にしても、後天的に形づくられた食欲にしても、食欲にまかせて必要以上に食べ過ぎれば、消費されなかったエネルギーは体脂肪としてため込まれ、それがたび重なると肥満をまねきます。

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