肝臓の知られざる働き

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肝臓の知られざる働き①

2023/06/05

せんげん台の整体ぽんて鍼灸整骨院

肝臓の知られざる働き①

大事な自分の体を知ろう!!

肝臓は3大栄養素を全て代謝する臓器
体内にあるありとあらゆる臓器には動脈から血液が流れ込むが、肝臓は動脈以外にも消化管からも『門脈』という専用のパイプラインで血液が流入します。
その量、なんと動脈からの供給量の約4倍!!
門脈からの血液は消化吸収された栄養素を豊富に含みます。
これらを代謝するのが肝臓の大事なお仕事。
ことに『糖質』『脂質』『タンパク質』の3大栄養素は肝臓が処理をしてはじめて役に立ちます。

 

肝臓は、糖質からグリコーゲンや中性脂肪を作ります。

血中の糖質(血糖)の量を示す血糖値が下がると、グリコーゲンを分解して血糖に変えて放出します。
肉などから摂る脂質の大半は中性脂肪。
そこから肝臓はコレステロールやリン脂質などを合成します。
コレステロールを肝臓から末消へ運ぶのがLDLコレステロール、末梢から肝臓へ運ぶのがHDLコレステロールです。


ちなみにLDL(悪玉)コレステロールとは肝臓でつくられたコレステロールを全身の細胞に運ぶ役割を果たします。LDLコレステロールは血管の壁に入り込む性質があり、蓄積されると血管の壁にプラークができます。 したがって、血管の内側が狭くなり、動脈硬化を引き起こすリスクが高まります。


HDL(善玉)コレステロールとは血管の壁に溜まったコレステロールを回収して肝臓に戻す役割があります。コレステロールを滞りなく全身に行き渡らせるために重要な役割を担います


タンパク質はアミノ酸に分解されて肝臓へやってくる肝臓はアミノ酸からアルブミンやグロブリンを作ります。
このうちアルブミンは血液中の水分量を一定に保ちます。

肝臓は『免疫』にも関わっている大切な臓器

肝臓の役割というと、代謝と解毒というイメージが強けれど、外敵からカラダを守る免疫反応の主軸でもあります。
その中心的細胞がクッパー細胞。
クッパー細胞とは免疫を担う白血球の仲間であり、マクロファージの一種。

クッパー細胞をはじめ、肝臓には全身のマクロファージの80%ほどが集まるそうです。

 


体の玄関口は『口』ではなく、実は『小腸』
口から肛門までシームレスに貫く消化管の内部は、外界とつながっており、栄養素を吸収する小腸こそが本来の入り口であります。
その小腸で吸収したものは、門脈などを通して肝臓へ送られる。
そこで新型コロナウイルスを退治するように、異物・毒素などをクッパー細胞などが取り込み、無力化にさせる。
小腸から入る異物・毒素ばかりではなく、気管を通して空気中から侵入したものにも、肝臓の免疫細胞が免疫作用を示すこともわかっているそうです。

 


免疫力をあげて健康を保つため、肝臓を大事にしましょう
そんな肝臓の機能の低下も体のある部分でチェックは可能
体表のサインをチェックして体のバランスを調えていきましょう!!

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