肝臓の知られざる働き②

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肝臓の知られざる働き②

2023/06/07

せんげん台の整体ぽんて鍼灸整骨院

肝臓の知られざる働き②

お酒を飲むと強くなるのは肝臓の『MEOS』のおかげ

MEOS(メオス)ってなに?

体内に入ってきたアルコールを処理する酵素の1種です。

MEOSとはミクロゾーム・エタノール酸化系の略語。


MEOSは、肝臓の細胞の中にあるミクロゾームという小さな器官に存在し、幾つかの酵素が集まっており、薬物を解毒する肝臓の酵素・チトクロームP450の一部もかかわっています。
肝臓の大きな働きは、老廃物や有害物を解毒して排泄すること。
例えばタンパク質の代謝で生じるアンモニアは肝臓で尿素となり、腎臓から排泄される。
また、古い赤血球から生じるビリルビンは、肝臓が作る胆汁で腸管へ排泄される。
胆汁は脂質の消化も助けるが本業は不要物の排出です。


解毒で有名なのは、アルコール代謝です。アルコールは、アルコール脱水素酵素(ADH)でアセトアルデヒドとなり、アルデヒド脱水素酵素(ALDH)で酢酸に変わり、水と二酸化炭素に分解される。
ADHとALDHの活性は遺伝の影響を強く受け、体質的に飲めない方もいれば、大酒飲みもいます。
ですが、体質的に弱いタイプも、ムリすると少し酒量が増える。
それはADHと同じ働きをするMEOS(メオス)という酵素が活性化するためです。
ただ、ALDHの活性が低い人は、有害なアセトアルデヒドが溜まる一方で、猛毒の活性酸素も増えるのでムリな飲酒は控えましょう。

 


そして、大事な血液を作り壊しているのが肝臓。
血液内では、酵素を運ぶ赤血球、免疫を担う白血球やリンパ球、血液を固める血小板といった血球たちが大活躍している。
この血球を日々作るのが骨の中心にある『骨髄』
ここに集まった造血幹細胞はすべての血球に分化できる能力を持っている。
その働きを『造血』といいます。


胎児の造血ははじめ卵黄嚢(胎児に栄養を与える組織)で行われるが3カ月ほどすると肝臓と脾臓で行われるようになります。
6カ月以降は、骨髄で造血されるようになり生後は造血の主役は骨髄に移ります。
ですが、慢性的な貧血などの変異が起こると、それに対処するため骨髄以外で『髄外造血』が行われます。担う臓器は肝臓と脾臓。
変異がなくても肝臓は造血と深く関わります。骨髄では、赤血球を作るときに葉酸とビタミンB12が欠かせない。
肝臓はこの葉酸とB12を貯蔵しており、必要に応じて骨髄に提供しています。また、脾臓と並び古くなった血球を壊すのも、肝臓の知られざる働きの一つです。

皆様が思っている以上にとても大切な臓器であり、『肝心(腎)要』と肝臓、腎臓、心臓の漢字でもあるようにとても大切な臓器です。

健康診断で検査をして、しっかり自分の安定した体や臓器の働きになるように気をつけて日々過ごしたいものです。

お⾝体のことでお悩みの事がありましたら、お気軽にご相談ください!

 

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