国産野菜と輸入野菜は栄養量が違いますか?

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国産野菜と輸入野菜は栄養量が違いますか?

2024/01/07

せんげん台の整体ぽんて鍼灸整骨院

国産野菜と輸入野菜は栄養量が違いますか?

野菜の成分に影響するおもな要因は、国産品か輸入品かにかかわらず、2つあります。

第一の要因は、品種や生育環境などが違うために収穫時点ですでに野菜自体に含まれる成分量が異なること。

第二の要因は、収穫してから口に入るまでの流通過程で野菜の成分が失われていくことです。



国産野菜と輸入野菜では、収穫時点で栄養素量が異なります。

すべての野菜に共通していえるのは、国産野菜のカルシウム含有量は輸入野菜よりも少ないということです。

これは、日本の土壌にはヨーロッパの6分の1から半分程度しかカルシウムが含まれていないためです。

欧米の土壌は動物の骨などが蓄積してできる石灰岩(主成分は炭酸カルシウム)でできているため、カルシウムが多く含まれています。

けれども、世界有数の火山国である日本の土壌は、おもに火山灰が蓄積してできているため、欧米ほどカルシウムが多くないのです。

その他の栄養素は、野菜の種類や品種によって、国産野菜の方が多いのもあれば、輸入野菜の方が多いものもあり、カルシウムのような特徴的な傾向はないようです。

 


一方、国産・輸入に関係なく、収穫してから店頭に並ぶまでの流通過程で野菜の栄養素の量は減っていきます。

野菜は収穫後も生きて呼吸し続けており呼吸によって糖やアミノ酸、ビタミン類が消費されるためです。

温度を下げれば野菜の呼吸が抑えられて、栄養素の損失をある程度まぬがれるため、野菜は基本的に低温で流通しています。

けれども、輸入野菜の場合、収穫してから店頭に並ぶまでに20日間くらいかかるため、低温で流通しているにしても、ビタミン類の損失は無視できない量になることが予想されます。

国産野菜の場合、収穫してから店頭に並ぶまでの時間は輸入野菜にくらべてかなり短いものの、流通条件によっては輸入野菜よりも栄養素の損失が大きくなる可能性もあります。

ちなみに、ミネラルの量は基本的に流通過程で失われることはありません。

 


このように収穫時点の栄養素量の違いや流通過程での栄養素の損失量を考え合わせると、食べる時点国産野菜と輸入野菜のどちらの栄養素量が多いかは、一概にはいえません。
実際に、アメリカからの輸入物が多く出回っているブロッコリーの成分値を、アメリカの食品成分表と日本の五訂増補食品成分表でくらべてみると、カルシウムの量はアメリカのブロッコリーの方が日本のものよりも2割以上多くなっていますが、 他の栄養成分は日本のものよりも3割から7割程度少ないことがわかります。

他の野菜でも、栄養素によっては国内産の方が高かったり、低かったりします。

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