日本人の食物繊維摂取量は減少傾向にある

お問い合わせはこちら

ブログ

日本人の食物繊維摂取量は減少傾向にある

2024/03/15

せんげん台の整体ぽんて鍼灸整骨院

日本人の食物繊維摂取量は減少傾向にある

日本人の平均食物繊維摂取量は、1950年頃には一人あたり一日20gを超えていましたが、穀類・いも類・豆類の摂取量の減少に伴い、減少傾向にあります。

最近の報告によれば、平均摂取量は一日あたり14g前後と推定されています。


厚生労働省策定の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、一日あたりの「目標量」(生活習慣病の発症予防を目的として、現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量)は、18~64歳で男性21g以上、女性18g以上となっています。

食物繊維は、体に絶対的に必要な栄養素ではありませんが、体の健康に深く関与する食品成分です。

平均摂取量と目標量の差を見て明らかなように、食物繊維の積極的な摂取が必要です。

 


欧米において一日あたり24g以上の摂取で、心筋梗塞、脳卒中、2型糖尿病、乳がん、胃がん、大腸がんなどの発症リスク低下が観察されるとの研究報告があります。

体内でコレステロールから作られる胆汁酸の体外(便中)への排泄を促進し、血中コレステロール値を下げます。

また食後の糖の吸収をゆるやかにし、血糖値の急激な上昇を抑える作用があるためです。

さらに便の量を増加させるとともに、腸内の腸内細菌のうち、ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌の割合を増やし、腸内環境を良好に整える作用も知られています。

 


体のサインから見た食物繊維の必要量は「一日に一回、規則的に排便がある」ことがひとつの目安になります。

この状態である人の排便量は、一日に約150g(見た目ではMサイズの鶏卵で約3個分)であることがわかっています。

まずはこの便量を作り出すための食物繊維を食事からとれているかが重要です。

一日当たりプラス3~4gを目標に

食物繊維は、魚介類や肉類などの動物性食品にはほとんど含まれず、植物性食品に多く含まれます。

食物繊維を手軽にとりたい方へお勧めするのは、主食の穀類からとる方法です。

一日のうち1食の主食を玄米ごはん、麦ごはん、胚芽米ごはん、全粒小麦パンなどに置き換えると、効率的に食物繊維が摂取できます。

また、豆類、野菜類、果実類、きのこ類、藻類などにも多く含まれています。

食品で見ると、そば、ライ麦パン、しらたき、さつまいも、切り干し大根、かぼちゃ、ごぼう、たけのこ、ブロッコリー、モロヘイヤ、糸引き納豆、いんげん豆、あずき、おから、しいたけ、ひじきなどは、1食あたり摂取する量の中に食物繊維が2~3gも含まれています。

効率的に食物繊維をとるには、これらの食材を毎日の食事の中に上手に取り入れると良いでしょう。

食物繊維は現在、多くの日本人が不足気味ですので、まずは一日あたりプラス3~4gを目標に、積極的に摂取することが勧められる食品成分です。

腸内環境を少しでも良い状態にするために栄養面から少しでも心がけてみましょう。

お⾝体のことでお悩みの事がありましたら、お気軽にご相談ください!

 

「安らぎの整体で⼈気のぽんて鍼灸整⾻院のブログで疲れたお⼼も癒されてください」

せんげん台駅から徒歩3分の便利な場所にございますぽんて鍼灸整⾻院では、皆様のお⼼に癒しを与えるブログを更新しております。当院の情報も併せてご案内しておりますので、ぜひご覧ください。
当院では柔道整復師や鍼灸師をはじめとする専⾨資格者によって、⼼地よいと評判のお客様のお体の状態に合わせた整体をご提供しております。カイロプラクティックの専⾨技術を活かし、⾻格やお体のバランスを整え、お体のお悩みや痛み、疲労を緩和させていただきます。
ブログでお⼼の癒しを得ながら、お体の癒しをご提供するせんげん台駅直ぐの当院へぜひお越しください。初めてお越し頂く⽅も、ぜひお気軽にお問い合わせください。

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。