腸と体温の関わり

昔から『お腹を冷やさないように』と言われてきましたが、お腹（腸）が冷えれば血行が悪くなり、各臓器の機能が低下してしまいます。
腸のぜん動が滞ることで便がたまり、腸内環境が乱れるほか、腐敗物から発生した有害物質が血液に取り込まれ、アレルギーや肌荒れをはじめ体の様々な不調に繋がっていきます。

また、体内の酵素は体温が36.5度の時に最も活発に働くため、お腹が冷えると腸内の消化酵素の活性が弱まり、十分な栄養を腸から吸収できなくなります。
代謝が落ち、こちらも体調不良の原因になるでしょう。

同様に小腸に結集している免疫細胞（白血球）の働きも低下するため病気への抵抗力も弱くなります。
こうした冷えから腸を守るには、『腹巻き』『湯たんぽ』『カイロ』『温熱機器』などでおへそまわりを重点的に温めるといいでしょう。
この一帯は多くの血液が集まる経由地であるため、全身が効果的に温められます。

もちろん不摂生を続けていてら、いくらお腹を温めてもあたり意味がありません。

 

 

腸内には、私たちの健康にとって欠かせない『善玉菌』、腐敗をうながす『悪玉菌』、そのどちらでもない大多数の『日和見菌』が存在しており、その数約100兆個に及んでいます。
そしてベストなその割合は善玉菌２:悪玉菌１:日和見菌７。

 

 

ストレスや食生活の乱れ、加齢によって『悪玉菌』が増加するため、食事を見直し、善玉菌を増やすような生活を心がけましょう。
肉や脂を控え、腸内環境のエサになる食物繊維やオリゴ糖が豊富な食品（野菜、果物、海藻、豆類、いも類など）を積極的に摂取するといいでしょう。
整腸作用を高めるため乳酸菌や酵母菌を含んだサプリメントを摂るのもオススメです。

お⾝体のことでお悩みの事がありましたら、お気軽にご相談ください！

 

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